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「菌類」の姿かたちと人間の暮らし

人間の皮膚の上には、1000種類以上の「菌類」が生活している事をご存知ですか?お口の中の「虫歯菌」も、「菌類」の一種です。私達の身の周りの「菌類」には、悪さをする菌類と、良い影響をもたらしてくれる菌類など、様々な菌類が生存しています。良い「菌類」は、日本人の生活に欠かす事のできない「お醤油」や「お味噌」を作る時の「麹菌」となってくれます。また、最近、健康ブームの中で流行っている「甘酒」も「麹菌」によって、皆さんを楽しませてくれる「菌類」なのです。皆さんの食卓に並ぶ「菌類」もいます。「きのこ」です。「きのこ」は、野菜ではなく「菌類」なのです。人類の歴の中で、「きのこ」は長いこと植物の一種であると考えられてきたので、現代の私たちにとっても、「きのこ」が野菜であるという考えをもつ人は少なくないのではないかと思われるのですが、「きのこ」は、りっぱな「菌類」であります。「菌類」としてお「きのこ」の生態をよく表わしているものの中に「冬虫夏草」があります。「冬虫夏草」は、中国の漢方としても有名な「きのこ」なのですが、その胞子は、昆虫を宿主とする事で、「きのこ」が生えてくるのです。「冬虫夏草」の「菌」に感染した昆虫の養分を吸収することで成長する「きのこ」なのです。きのこは、「菌」によって形作られているのです。私達人間も、たくさんの「菌類」と闘った共存しながら暮しています。「菌類」の存在を知る事は、地球や生物の事を知る上で、大変重要な事だと考えられています。私達の暮らしが、「菌類」のような微生物によって支えられている事実を知りながら、よりよい暮らしのアイディアを構築していきましょう。

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健康を得る為の「食」について

日本のお祭りの中に、「神農祭」と呼ばれるお祭りがある事をご存知ですか?私自身が、見聞きした事があるのは、東京の御茶ノ水の湯島聖堂、や大阪の少彦神社などですが、そこには「神農様」が、祀られています。「神農炎帝」「神農大帝」などと呼ばれていますが、「神農様」は、現代の中国の医療や、漢方の元となる礎を築いた人とも考えられている伝説上の皇帝です。中国医療や、霊芝、冬虫夏草、朝鮮人参などの漢方の基礎ともなる薬草を見極める為に、自らの身体をもって、毒のある野草も食しては、生死を彷徨いながら120歳まで生き永らえたと伝承されているようです。中国に伝わる薬草や薬物に関する知識を集めた書物「神農本草書」は、「神農様」が、直接的にそのような自分の行いをまとめてものではありませんが、中国最古の薬物書として、現代に、「食」や「薬」が与えてくれる豊かな生きる知恵を伝え続けています。「神農様」は、自らの身体を毒にさらして、自然の中にある草木の薬効を調べていたようです。毒の草木にあたった時には、自身が知り得た解毒のある草木をもって、蘇っていたようですから、とんでもないチャレンジャーであったようですね。私たちの現代の暮らしが、そのような古来の人々の知恵や学びの伝承によって「医療」や「漢方」として、生きる知恵を授かっているという考えの元に、人々が健康に生きる為の「食」についても深く向き合っていきたいものです。

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「松茸」らしい生き方とは その2

生態系のメカニズムの中で、「松茸」や「シメジ」は、「菌類」としては、「掃除屋」としての「分解」する能力には、それほど長けていませんが、「共生」するという能力を発揮し、木々たちの成長をサポートしています。

キノコと呼ばれる「菌類」たちの生態は、まだ謎を多く含んでいますが、「掃除屋」としての働きが、地球上の生態系の維持に大きな役割を果たしている事は、明らかにされつつあります。

過去のデータから、日本の林業の衰退とともに、「松茸」の生産量は、激減していったようです。

それは、「松茸」が木々に共生する生物である事を示しています。「菌類」たちの生き方をみていきますと、共生するもの、分解するもの、寄生するものなどに分けられるようです。

3つ目の、寄生する「菌類」たちは、ナラタケ、冬虫夏草などの動植物に寄生するキノコをはじめ、人間に寄生する、水虫、タムシなどの「菌類」などもみつかっています。

私達、人間は地球上の事柄や万物の事柄を、知り尽くし熟知しているようにも思えますが、そうではないという現実を、謎の多い「菌類」たちの生態から教わっているような気分にさせられる事があります。

現に「松茸」が、木々の根に住んでいる話を多くの人々にしてみると、「松茸」の生態を知っている人々は、ごくわずかな事がほとんどです。

私達は、「松茸」を食する事には、大いに興味はありますが、その他の「松茸」に付随することには、無関心でもあるようです。

地球が誕生してから、人類が生まれるまでには、大先輩の生物はたくさんいるはずです。

その大先輩の1人でもある「菌類」たちに、生物としての生き様を教えてもらっているそんな気分を、松茸を味わいながら考えてみました。

その大先輩の1人でもある「菌類」たちに、生物としての生き様を教えてもらっているそんな気分を、松茸を味わいながら考えてみました。

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「松茸」らしい生き方とは その1

秋の味覚とも言われる「松茸」や「シメジ」が、生きた木の根が、住みかである事をご存知ですか?

生きた木の根に、自分たちの「菌糸」をからませ、木々と運命共同体のように生きているのです。

このような生態をもつ「松茸」や「シメジ」の事を「菌根菌」と呼んでいます。

木々と同化するように生きる「松茸」や「シメジ」たちの生き方を、「共生」と呼ぶこともあります。

木の根に、「松茸」や「シメジ」が、「菌根」をつくる事で木の根から養分を拝借し、また「松茸」や「シメジ」も、その頂いた養分のお返しとして、木々の成長を助ける役目として、木々たちが必要とする栄養分を送り届けているのです。

「松茸」や「シメジ」は、「菌類」の仲間なのですが、「菌類」たちは、別名「掃除屋」として地球上の腐敗物のお掃除をする役目を果たしています。

皆さんは、生ゴミの匂いを嗅いだ時に、臭いと思うかもしれませんが、物が腐る事は地球上においては大変重要な事なのです。生き物が腐る事で、有限であるものが、無限の資源として生まれ変わっていくのです。