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小さいキノコ、大きいキノコ

「キノコ」は、地球上の「分解者」などと呼ばれ、その働きによって、私達人間の生命も支えられています。「キノコ」たちは、地上で一番小さな生き物でもあり、地上で一番大きな生き物でもあると称される事があります。これは、皆さんが、「キノコ」だと思って、食べたり、イラストに描いたりしている部分は、「キノコ」のほんの一部分であり、「キノコ」の本体は、土の下に「菌糸」として分布しているのです。ですから、その「菌糸」のネットワークを調べてみると、世界一大きな生物に遭遇する事もあるという訳なのです。「キノコ」は、「分解者」として称されていると申しましたが、もし「キノコ」が地球上に存在していなかったら、地球上は、腐った植物や、動物の亡骸で埋め尽くされていたかもしれません。自然界の腐った植物や、動物たちの亡骸は、「キノコ」たちが分解してくれる事で、土壌として生まれ変わり、新たな地球上に恵みをもたらしてくれるようなしくみとなっているのです。「キノコ」たちの存在があるからこそ、私達の生活は成り立っているとも言えるのです。

「キノコ」には、分解する力があると申し上げましたが、朽ちた樹木を分解する「キノコ」もいれば、生きている樹木を枯らしてしまうような「キノコ」たちもいます。ナラタケ、カンゾウタケ、ヒメカバイロタケなどの「キノコ」が、そのような働きをみせます。その他にも、生きている樹木を枯らしてしまう「キノコ」もいえれば、生きている昆虫に寄生してしまう「キノコ」もいます。冬虫夏草と呼ばれる「キノコ」は、生きている昆虫の体内で、菌糸を巡らせ、その養分を吸収しながら成長していきます。冬は、昆虫の内部で暮らすので、虫の姿として、夏には「キノコ」の姿として、地上に現れるので、冬虫夏草と呼ばれたようです。

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